電気工事で照明を増設するにはどうすればいい?施工方法とは

新築時にはこのぐらいで足りるかな、と感じていた照明も長く暮らしていると不足感を覚えることがありますよね。
もっとここにも明かりがあればいいのに…と感じたら電気工事で照明を増設しませんか。

暮らしの質を向上させる照明の増設について詳しく解説しますので、是非ご一読ください。

 

お部屋が暗い?そんな時は電気照明の増設を

テレビやスマホ、パソコンに勉強タイムなど、ふとした時に「お部屋が暗い」と感じていませんか。
簡易的な照明を持ち運んで使うこともおすすめですが、不便さが続く場合には思い切って電気工事で照明をプラスすることもおすすめです。

照明の増設については壁付けとして設置をすることもできますが、部屋全体を明るくしたい場合にはダウンライトによる照明の増設もおすすめです。

簡易照明を持ち運ぶ場合とは異なり、照明を壁に埋め込むような場合には配線工事が必要となるため電気工事士による電気工事が必要です。

壁の内側に配線する、コンセントの内側を工事するなどの場合にはDIYでは工事ができません。
安心のプロの技術による電気工事を依頼しましょう。

電気工事士による電気工事はどの場所にどんな電気照明が必要かなど、設計部分も含めて依頼することができます。
ご自身でセレクトしている照明器具がすでにお手元にある場合には、「この照明を設置してほしい」と要望をすればOKです。

 

電気工事で照明を増設するにはどんな方法があるの?

電気工事で照明を増やすぞ、と決めた場合に気になるのは「工事方法」ではないでしょうか。
配線やコンセントの増設についてなど、気になる要素が複数ありますよね。

そこで、この項では電気工事における照明増設工事の方法について詳しく解説します。

 

シーリングを活かして増設しよう

電気照明を増やす場合には「シーリング」と呼ばれる資材を使った工事を行う場合があります。
シーリングとは「引っ掛けシーリング」のことを指しています。

天井に照明器具が設置してあるご家庭は大変多いですが、引っ掻けて固定をするための配線器具を引っ掛けシーリングと言うのです。
簡単かつ安全に照明器具を固定することができるので、プラグを差し込むタイプの照明器具ならまずはコチラの工事を検討します。

シーリングであっても電気工事士による電気工事が必要ですが、設置後に照明の電球が切れた際の交換には電気工事士は不要です。

 

直付けで増設しよう

電気照明器具の増設にあたってはシーリングではなく直接照明器具を付ける「直付け」と呼ばれる方法があります。
この方法は天井や壁に照明器具を直接設置すべく工事を行います。

天井や壁の内側に配線を綺麗に配置し、スッキリとしたデザインに仕上がります。
高級感のある照明器具でお部屋をアレンジしたい場合には、直付け工事の方が美しい仕上がりが予想されます。

しかし、シーリングであってもスッキリと仕上がるので、この点は照明器具の種類や雰囲気などに合わせて工事方法を電気工事士と共に決めていくと良いでしょう。

 

どうして簡単そうな電気工事も有資格者による工事が必要なの?

電気工事には今回ご紹介しているような照明の増設工事以外にも色んな種類がありますが、電気に関連するほとんどの工事では電気工事士の資格を持つ方の工事が必要となります。

一般的な家庭での電気工事には第二種電気工事士の資格が必要なケースがほとんどです。
しかし、近年はネットの発達によりシーリングの取付に関する工事なども動画など紹介されるようになりました。

つまり、真似をして自分でも工事ができるようになってしまったのです。
しかし、簡単そうに見える電気工事であっても、配線や接続などの工事方法を誤ってしまうと感電はおろか火災を招いてしまうリスクもあります。

照明の工事のつもりが、家から失火させてしまったという事態を招きかねないのです。
漏電のリスクもあり、徐々に配線にダメージを与えてしまうこともあります。

ネット上では一見簡単に見える電気工事であっても有資格者による工事は法律で定められており必須です。
ご自宅のみならず近隣住居にも大きな被害を与えかねないので、電気工事士に依頼をするようにしましょう。

 

こんな時も電気工事がオススメ!照明の増設で防犯しよう

電気工事は住居の内側で行われる工事だけではありません。
玄関周辺や勝手口の周辺など外装部分にも照明の増設工事は可能です。

センサータイプの照明などを付けると、防犯力も大幅にアップしますよ。
また、玄関部分の明るさが物足りない、勝手口から出入りが増えたので明かりが欲しい、などにも対応が可能です。

現在ある照明器具ごと交換する、補助照明をつけることで明かりの数を増やすパターンも考えられます。
一般的に明かりが少ない住宅よりも明かりが多い住宅の方が侵入犯は避ける傾向があるとされており、暗い外観が気になる場合にはこの機会に照明を追加されることがおすすめです。

また、カーポート近くにも明かりをつけておくことで、夜遅く帰宅するご家族の利便性向上します。
外装部分の電気工事ももちろん電気工事士の守備範囲です。安心してご依頼くださいね。

 

優良な電気工事士との出会いを大切に

電気工事に関しては新築時にはハウジングメーカーなどの建設業者を経由して実施していますが、日々のお住まいの中で新たに増設を行う場合には、ご自身で優良の電気工事業者を選ぶこともできます。(新築時のハウジングメーカーに相談をする方法もあります。)

しかし、普段の食料品のお買い物などとは異なり、1つ1つの工事を眺めてから業者を選べるわけではありません。
では、優良な電気工事を見つけるにはどうすると良いでしょうか。

その答えは見積もりの取得にあります。
複数の業者に照明の増設に関する相談をぜひ行ってみてください。

電気工事に関するご説明や雰囲気、施工例などを気軽に相談できる業者は優良業者です。
また、工事の費用に関して丁寧に教えてくれる業者もおすすめです。

料金に関する解説が明瞭な業者は信頼できます。
照明器具や人件費などの細かい費用の内訳を確認しながら、あなたにマッチする電気工事をぜひ依頼してみてくださいね。

工事に関してご不安がある場合には高次の実施より前に細かく質問をして、施工後に公開の内容に依頼をするようにしましょう。

 

まとめ

この記事では電気工事で照明を増設する際の施工方法について詳しく解説を行いました。
ぜひ本記事を暗いご自宅をパッと明るくするためのヒントに役立ててみてくださいね。

電気工事は一見簡単に見える内容も多いのですが、失火などを防ぐためにも国家資格である電位工事士のテクニックにおまかせください。